静岡県富士市の千人塚古墳にサインを納めました。

サインは自然環境に溶け込む再生木材を化粧材に使ったサインになっています。
総合案内板は、千人塚古墳の園内の案内と周辺にある文化財を示しています。須津川(すどがわ)流域には総数200基を超える須津古墳群が広がっており、千人塚古墳は東岸の古墳の中心的な存在と考えられます。愛鷹山南麓に広がる東海最大級の古墳群の中でも、特に有力な古墳が集中して築かれた須津古墳群をはじめ、さまざまな時代の文化財をめぐりながら、地域の歴史と文化を感じることができます。
古墳の横穴式石室や副葬品などの発掘調査が書かれた解説サインなど、園内に多くの解説サインを納品しました。 解説サインの中には、古墳の一つは茶畑の石垣に隠れていたり、富士山信仰の祠として再利用されていたりという事が知ることができます。
解説サインを設置することでその場所の歴史、文化的背景をわかりやすく伝え、訪問体験を豊かにする重要なサインです。
古墳を模型で表現したジオラマサインはFRP製で出来ており、古墳の内部までイメージ出来るサインになっています。横穴式石室をリアルに表現してあり、地形や施設配置を立体的に把握でき、文字が苦手な子どもや外国人にもわかりやすくなっています。ジオラマサインがあることでワクワク感を演出し、学習の体験価値を高めることができます。
大きな石碑の隣には休憩施設としてパーゴラを設置しています。茶畑とその先には駿河湾が広がり、景色を楽しみながら休憩できます。
また園内は身障者用駐車場があり、駐車場からスロープでアクセスすることができ、手すりがあることで高齢者や足腰が弱っている方でも安心して訪れることができます。
千人塚古墳は古代の首長が眠る石室、背後には富士山の雄姿。風に揺れる木々の音とともに、1,400年前の人々の営みが静かに蘇ります。歴史好きはもちろん、自然散策や地域文化に触れたい人にもおすすめのスポットです。周辺には名勝「大棚の滝」のある須津川渓谷があり、キャンプ場や遊歩道も整備されています。春の新緑や秋の紅葉シーズンには、多くの人の目を楽しませてくれます。ぜひ訪れてみてください♫
製品品番:ジオラマサイン / MNI-00006-1
【千人塚古墳】
所在地:〒417-0821 静岡県富士市神谷846