【静岡県】伊豆の国市の韮山反射炉にサインを納品しました。

「明治日本の産業革命遺産」としてユネスコから世界遺産登録の勧告を受けた伊豆の国市の韮山反射炉にサインを納品しました。

韮山反射炉は、1840年に韮山代官江川英龍により建設を建議し、1853年の黒船来航を受けて、江戸幕府直営の反射炉として築造が決定されました。江川英龍が死去すると、跡を継いだ息子の江川英敏が築造を進め、1857年に完成しました。 幕末期の日本では各地に反射炉が作られましたが、当時のまま残っているのは、山口県の萩反射炉と韮山反射炉のみであり、特に韮山反射炉は、実際に稼働し、大砲を鋳造した反射炉であることが特徴です。

納品させていただいたサインは、反射炉の当時の様子を説明した解説板や周辺道路の誘導板、既存サインの改修等を行いました。 解説板には県産の桧を化粧材として使用し、史跡の景観に調和するデザインとなっています。

誘導板の表示面は、静岡県が推奨するブラウンを基調色とし、外国の方でもわかりやすい英語での表記をしてあります。

信建工業では、このような史跡に製品を納品させていただき大変光栄に思うと同時に、今後も良い製品をご提供できるよう努めてまいります。